「みんな頑張ってるから……」 → あ、うん。そうなんだ。
日本の文化(?)として、嫌いなことがあります。
「みんなも頑張ってるんだから,お前も頑張れよ」
これに対して、あえて率直に返事しましょう。
「なんで??」
そこに義務や責任は無いのに、なぜ頑張らないと行けないのでしょうか。
- 空気読めと言われる
- 協調性が無いと言われる
そうですねぇ。
空気読むことは大事ですよね。
…………ホントに大事ですか??
空気を読んで行動する。
つまりそれは、周りに適するべく行動すること。
方向性が似たり寄ったりな場合、適することは難しくはないでしょう。
けれど、自分の信念とは真逆なことを、ただ「空気を読む」だけのために、実行することって、簡単じゃないですよね。
出来たとしても、それ相応のパフォーマンスを払っているはずです。
効率悪くありません??
例:体育祭での話
A「(大縄苦手だな……。昨日はあれだけ頑張ったし、今日は早めに帰ろうかな)」
B「今日も放課後練習するから、みんな残れよ!! あと、明日からは朝練もするからな!!」
A「え、今日は帰りたいんだけど」
B「はぁ?? 体育祭前やのに何言ってんのお前。ちゃんと協力しろや。優勝したいやろ」
A「そりゃ、優勝はいいことだよ。でも、今日体ダルいし、自分の時間も大事にしたい」
B「みんなだってしんどい中頑張ってるねん!!お前もやれや!!絶対来いよ!!」
A「………やりたくないなぁ。」
こんな感じのエピソード、恐らくあるあるですよね。
同じ機関に所属しているだけで、勝手に共通の目標を設定する。
そして、それを他人の目標にさえ押し付けてしまう。
全くひどい話です。
押し付ける人こそ
協調性がありませんよね。
本当に相手のことを考えるなら
無理に押し付けはしないはずですし
例で言うなら、練習に強制参加させるのではなく、1つの練習で効率よく上手くなれるよう、他方面からのアプローチ等、やれることが沢山あるはずです。
それをあたかも
他人に対して
「自分(たち)の努力を押し付ける」
ことが正義であるかのように振る舞う。
サビ残とか、そうですよね。
協調性のため、あるいは人から浮かないため。
理由はそれぞれあれ、無理をして頑張っているそこのあなた。
よく考えてみてください。
その努力は、自分の目標のための努力ですか?
他人に押し付けられた目標に向かっての努力ではありませんか??
- それでも独りよがりはダメ
この記事はあくまで私の考え。だから、自省の意味をも込めています。
とはいえ、他人の努力を無碍にすると
周囲との軋轢が生じたり、色々問題があります。
そこで私がやっていることは
「自分の目標と他人の目標との共通点を探すこと」
私が所属している集団の大半は、残念ながら私の目標とは大きく異なった目標を掲げています。
私は他人の目標に付き合って居られるほど暇な人間ではありません。
ですので、10人が9人同じ目標に向き合っていても、私は1人で自分の目標のために努力します。
人生は1度きりです。自分の時間を大切にしましょう。
もちろん、それで被害を受けることは多くありますし、避けられないでしょう。
しかし、軽減することは可能であると思います。
正反対の目標出ない限り
目指す先に至るまで、共通点がある程度あるはずです。
努力の仕方も別個であって構いません。
それでも
共通した目標に向かって努力する
これだけで
協調性がある
と、胸を張れるのではないでしょうか。
私も、ただ他人の努力を避けるだけでなく
歩み寄るれるところは、頑張るようにしています。
なかなか受け容れてもらえないことも多いですけど、歩み寄っても他人が合わせてくれないのであれば、他人が自分勝手なのだと割り切りましょう笑